ヴェスパー

元傭兵のアイザックはある任務中、廃墟となった要塞で一夜を過ごし、そこで祭壇の下に隠されたぶ厚い書物を見つけた。その書物を開いた瞬間、目の前に浮かび上がった未知の存在の知識がアイザックに流れ込み彼の人格と融合。こうして、オカルト学者ヴェスパーが誕生した。

その約三年後、ヴェスパーは教会の依頼を受け、超常現象を解明する仕事に就いていた。ある日、彼は遠く離れた村で起きた不思議な失踪事件の調査依頼の連絡を受ける。

村に到着したヴェスパーは、すぐに失踪の原因だとされている魔女と非難された若い女性、クレアを救出。このままクレアを村に置いておくのは危険だと判断したヴェスパーは、彼女を丘の上の修道院に連れて行き、そこで失踪事件の調査を始めた。

しかし、修道院は閉ざされ人の気配はない。別の入り口を探して中に入ろうとするヴェスパーは...。