REAL NAMEニーナ・パラッツォ
トリックスター
腐敗した司法制度に立ち向かう正義の警官
ニーナは弱者を守るために命を捧げた警官の父を尊敬し、正義を信じて育った。中学生の時には、教授室に忍び込んでテストをコピーしようとした少年たちと喧嘩したが、教師からそのことを聞いた父は、怒るどころか正しいことをしたとニーナを誉めた。
尊敬する父と同じく警官になったニーナ。初めてパトロールに出た日、パートナーのフェルナンドに連れられてサーカスの団長の元を訪れた。なぜここに来たのか不思議に思ったニーナに、フェェルナンドは「今日は君の"訓練日"だろう?」とだけ答える。「訓練」とは、サーカスを「保護」という名の黙認をする見返りにお金をゆすり取ることを意味していた----。
ニーナはその光景を目の当たりにし上司に報告。しかし上司は、「新人は余計なことに首を突っ込むな」と一蹴する。不正が行われている事実にニーナは失望したが、その場は目を瞑るしかなかった。
その一年後、ジャグリングを披露するストリートパフォーマーの前を通った時。ニーナを見つけたパフォーマーが彼女を指差し叫んだ。
「君を知っているぞ!お金を払えば守ってくれると約束したのに、なぜ守ってくれなかったんだ!」
何が起こったのか理解できないニーナは、フェルナンドに問い詰めるために電話をかけたのだった。
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